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 海外の年賀状

国民一人当たり40枚に上る年賀葉書!一斉に年賀状を交換する習慣は、日本独特のようです。

外国の年賀状は、新年に前もって「よい1年でありますように」とお祝いすることが多いようですね。

 
 欧米の年賀状

キリスト教圏では、クリスマスの時期にクリスマスカードを交換する習慣があります。年賀状としては独自に送らず、クリスマスカードに賀詞を添え、クリスマスと年賀を兼ねた季節の挨拶状として送ることが多いようです。
クリスマスカードには喪中欠礼の習慣がありませんので、日本国内でも喪中の人(キリスト教徒でなくても)に年賀状代わりにクリスマスカードを送る人が増えています。が、クリスマスはキリストの生誕を祝う宗教行事です。外国へ送るときは、キリスト教徒ではない人への「メリー・クリスマス」は避けましょう。

ギリシア語のキリストのつづりが「X」から始まるので「Xmas」と書くこともありますが、アポストロフィを付けて「X'mas」にするのは間違いです。

 
 
 中国の年賀状

中国では、日本同様に年賀切手とお年玉付き年賀はがき(賀年有奨明信片)が発行されます。普通のはがきより安いそうです。
中国人は新暦のお正月よりも旧暦のお正月「春節」を盛大にお祝いしますので、年賀状の交換は春節に合わせて行う方が多いようです。お年玉くじの抽せんも春節明けに行われます。

お隣の韓国でも、年賀切手が発行されるそうです。

 
 
 イスラム圏

イスラム暦の第9月は断食月・ラマダンです。マホメットがアッラーの神からコーランを授かった祝福の月で、ひと月の間、イスラム教徒は日の出から日没まで断食を行い、節制した生活を送ります。
新年のお祝いではありませんが、ラマダン明けには盛大な祭りが行われます。「ラマダン明けおめでとう!」という意味の賀詞がかわされるそうです。

当然ながら、キリスト教と対立するイスラム教やユダヤ教の人にクリスマスカードを送るのは禁物です!

 
 外国語の賀詞
外国に年賀状を送るときは、先方の国情や宗教などへの気配りが必要です。国によってカレンダーが違い、太陽暦の1月1日が新年になるとも限りません。偶像崇拝が禁じられている宗教では、人物・動物の絵柄は避けましょう。
先方の事情がよく分からないときは、季節のご挨拶(英語ではSeason’s Greetings)として送ります。
 
 英語

Season's Greetings and Best Wishes.(年末年始のご挨拶を申し上げ、ご多幸をお祈りします。)

Best Wishes for the Holiday Season.(よい休暇をお迎えください。)

Merry Christmas and Happy New Year!(素敵なクリスマスと幸せな新年をお迎えください。)

 
 中国語
 
 ロシア語

(新年おめでとうございます。)
 
 フランス語

(素敵なクリスマスと幸せな新年をお迎えください。)
 
 スペイン語

(幸せなクリスマスと新年をお迎えください。)
 
 
 
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